「幸せ」と感じられることは、年とともに変化します。子どもの頃、空を見上げているだけでうれしくなって、「あの雲に乗ってみたいな」と考えるだけで幸せになりました。初めて人を好きになったとき、すべてが輝いているように見えて、好きな人のことを思うだけで幸せでした。
そうじゃなかったですか。今は、大きな幸せを追い求めて、知らないうちに小さな幸せを感じることを忘れていることはないですか。
幸せは、頭で判断することではなく、素直な心で感じるものです。ささやかな小さなことに幸せを感じることができれば、その人は幸せな人だと思います。私は、年に1度、大きな幸せを感じることよりも、毎日、小さくても幸せを感じられる人でありたいと思います。
私は、皆さんのことを考えることで、幸せを感じます。だから、コラムを書き続けられるのだと思います。
「神の恵みをいたずらに受けてはならない。神はこう言われる、『わたしは、恵みの時にあなたの願いを聞きいれ、救の日にあなたを助けた』。見よ、今は恵みの時」(Ⅱコリント6:1~2)
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