第34回庭野平和賞授賞のため来日するムニブ・ユナン牧師(ルーテル世界連盟前議長、ヨルダン聖地福音ルーテル教会監督、パレスチナ難民出身)の記念講演会が7月24日(月)午後4時から、東京都千代田区のカトリック麹町聖イグナチオ教会マリア聖堂(麹町6-5-1)で行われる。
ユナン牧師は昨年10月31日、スウェーデン・ルンドでローマ・カトリック教会とルーテル世界連盟が共同主催した「合同記念礼拝」において、教皇フランシスコと共に司式をしたルーテル教会の指導者。
対立を生んだ宗教改革の始まりから500年。これまで過去には1度も成し遂げられなかった両者の和解は、どのようにして実現したのか。教皇フランシスコと共に歴史的和解の道を切り拓(ひら)いた当事者から、和平を希求する現代へのメッセージを聞き、平和の実現を学び、平和のために共に祈る。
日本福音ルーテル教会エキュメニズム委員会(東京都新宿区、委員長・大柴譲治副議長)と日本カトリック司教協議会エキュメニズム部門(東京都江東区、責任司教・岡田武夫東京教区大司教)の共同委員会が主催する。11月23日(木)に長崎市のカトリック浦上教会(本尾町1−79)で開催される宗教改革500年の共同記念への事前企画でもある。
入場無料で申し込み不要。問い合わせは、カトリック中央協議会(電話:03・5632・4411)または日本福音ルーテル教会(電話:03・3260・8631、メール:[email protected])。