米国在住の脳科学者、ホーマン愛子氏(89)による日本初のセミナー「奇跡の中で生きる」が、使徒的実現チャーチ東京(東京都武蔵野市)で3月24日~4月2日、同教会とドクター愛子ミニストリーズジャパン、リーハイバレー・ジャパニーズ・ミニストリーズの主催で行われた。全国各地から集まった参加者は計160人を超えた。
愛子氏は1951年、交換留学生としてミズーリ大学コロンビア校に留学。数学・原子物理学博士号を取得後、人間の脳と人工知能研究を専門とする科学研究員となり、女性初のプロジェクトマネジャーとして起用され、米国防総省で人工知能の研究に携わってきた。今回は35年ぶりの帰国となる。
参加者の中には、医者や整体師・鍼灸(しんきゅう)師らが20人近くいた。また、武蔵野市議会議員で、作家の志茂田景樹氏の次男、下田大気(しもだ・ひろき)氏はじめ、会社経営者や学者、その他多くの牧師・宣教師も全国から集まった。
セミナーの前半では、魂の詰まった丸太の比喩、天の御座に位置付けること、自己防衛壁を取り除くこと、記憶の再編集など、基本的な魂の癒やしと解放を、デモンストレーションを交えて教えた。後半は、3つの脳、バイオフォトン・量子場の領域、周波数や電磁波などの科学的研究成果を用いて、物質・魂・霊の領域についてさらに詳しく説明し、最後は啓示の分かち合いとたまもの分与を参加者に行った。
また27日には牧師や宣教師、ミニストリーリーダーを対象に、英語のみで「リーダーシップミーティング」が行われ、これにも全国各地から40人を超える参加者が集まった。このミーティングでは、最初から量子場の領域に踏み込み、クリスチャンは時間と空間を超えて霊の領域に影響を与えることができることが教えられた。そして、原子力発電所の事故に見舞われた福島県のため、また日本のリバイバルのために参加者全員で祈った。
参加者からは次のような感想が聞かれた。「症状を取り扱うよりも、その根本を取り除くこと、その具体的な方法を学べたことや、実践的な祈りがとてもよかった」「45年来の高所恐怖症から解放された」「セミナー前まで精神的な恐れや心配があったが、セミナー後はそれが消えて、平安と信仰で満たされた」「2週間のセミナーを通して、私が今まで疑問に思っていたことについて神様は示してくださった。神からの愛を強く感じた」
すでに来年2018年にもセミナーを開催しようという声も上がっており、90歳の誕生日を祖国日本で迎えたいと愛子氏も願っている。セミナー後、米国に戻った愛子氏から次のような言葉が寄せられた。
「参加者から私は愛を感じました。私は新しい家族を見つけたのです。主は私に『日本はこれから変わる。今回のセミナーは小さな始まりにすぎず、日本中にこれが広がる』という思いを与えてくださいました」
セミナー「奇跡の中で生きる」の動画は、ダウンロード形式やDVDで、こちらのサイトで販売予定。愛子氏の書籍は同サイトやアマゾンで発売されている。