皆さんが、今一番信用している、また信頼をおいている機関(人)は何(誰)ですか。人では誰でしょうか。また機関では何でしょうか。皆さんの答えを知りたいと思いますので、できればこのコラムの下に書き込んでください。
人によっては、「警察」、またある人は「国会」、そしてある人は「裁判所」と言われるかもしれません。ちなみに、ある日この質問をしてみたら、尊敬するある男性は「自衛隊」と答え、出版会社イーグレープの穂森社長は「教会」と答えてきました。素晴らしい答えだと思います。
私が思うに、また度々あることですが、国も警察も裁判所もあえて言うならば教会も、国民をそして皆さんを絶対に裏切らないというものではありませんね。「信じていたあの人に裏切られた」、また、「取り締まる側の警察が・・・」とかいう体験、思いをした方は多いのではないでしょうか。
ここでは別に警察、裁判所、国の機関、また皆さんの知っている方々を批判するつもりは全くありませんが、全ての機関また全ての人が不完全ということが全ての元ですね。そもそも、私たちが、本当に信じ切れる、また100パーセントの信頼をおける人(機関)があるのかどうかさえ疑問ですね。
ドイツの神学者であり、宗教改革で有名なルター。彼がこう言っています。「私の良心は神のことばにとらえられています。なぜなら私は、教皇も公会議も信じないからです」(『100人の聖書』59ページ参照)
すごいインパクトある言葉ですね。ルターは、当時の宗教的トップをも、また代表的機関をも、信じないと宣言しています。それは、「しばしば誤りを犯し、互いに矛盾していることは明白・・・」(同)だからとのことです。
皆さんもどうでしょうか。本当に、国を警察を、また裁判所、教会を信頼し、信用できるでしょうか。今日もう1度考えてみたいと思います。また婚約中の相手も、愛し合っているあの人も、尊敬するあの先生も、本当に信じ切れるでしょうか。(私は、おどすつもりはありませんので、ご了承ください)
今を生きる私たちが一番信じられるもの、信頼をおけるもの、信用できるものって何でしょうか。私は、「聖書」だと思います。皆さん。恋人もお金も、また地位も名誉も功績も、1つのミス、また1つの小さなことが原因で失われるものです。恋人、また愛し合っていた配偶者がいつの間にか去り、お金がみるみる減り、地位も突然のことで奪われてしまいます。
でも、「聖書」はお墨付きです! 長い長い歴史を勝ち残ってきた書物です。皆さん。言っては申し訳ありませんが、多くの書籍がどんどん出版され、多くの本がどんどん店先に並ぶ現代です。でも、ほとんどの本が忘れられていきますよね。
日本で年間発行されている全ての書籍のタイトルを皆さんはご存じですか。「聖書」は、長い歴史の中で読まれ続け、何千年もの歴史の中で埋もれず、捨てられず、現代にも読まれ続けている唯一の書籍です。この本こそ、世界のベストセラーと言われて、まさにお墨付きの書籍です。
皆さん。聖書を手に取ってみませんか。あのルターも、「私の良心は・・・とらえられています」と言ったほどの書籍ですよ。ルターが、また歴史が、また現代の読者層が証明し、お墨付きである、信用できる、信頼をおける1冊として、今日から聖書を愛読しませんか。
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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