同志社大学(京都市)は24日、創立150年に向けて本学の教育・研究体制などの方針をまとめた特設ホームページ「同志社大学VISION2025」を公開した。同ビジョンの核となる6つのテーマやコンセプトの紹介、学長メッセージを掲載し、4月から順次情報を更新していく。
創設者・新島襄の志を受け継ぎ、設立以来、創造と挑戦を続けてきた同志社大学。さらに今回、創立150周年に向けての同志社大学のビジョンを明らかにした。同ビジョンのコンセプトは、不透明な現代において、一人一人がその手に舵を握って「ALL DOSHISHA」で「人を変え、世界を変えていく」ことだ。かつて新島襄が、幕末の先の見えない時代に大海に飛び出したように、視野を世界に向け、新たな理想のビジョンを描き、「躍動する同志社大学」を目指す。
同ビジョンのテーマは、「学びのかたちの新展開」「キャンパスライフの質的向上」「創造と共同による研究力の向上」「『志』ある人物の受け入れ」「『国際主義』の更なる深化」「ブランド戦略の展開」の6つとなっている。大学に関わるほとんど全ての事柄が網羅され、それぞれのテーマに沿った目標が掲げられるとともに、実現のための実践的な方法も同時に示されている。
同大の松岡敬学長はメッセージの中で、「140年以上に及ぶ本学の歴史・伝統は、創立以来、創造と挑戦を続けてきた革新の歴史です。『躍動する同志社大学』へ。一緒に、この国を、世界を変えていく大きな挑戦へと漕ぎ出せる幸せに感謝しています」と語っている。