インドネシアの全国的なエキュメニカル運動組織であるインドネシア教会共同体(PGI)は、7日の記者発表で、同日朝にスマトラ島のアチェ州にあるピディエ・ジャヤとビレウエンで起きた、マグニチュード6・5の地震による犠牲者に、深い哀悼の意と憐れみを表した。
7日午後の時点では、この地震による死者の数は92人、負傷者は213人とPGIは発表していたが、その後、死者の数は100人近くに上っているとの報道もある。
「PGIは犠牲者に深い哀悼と憐れみを表します。PGIは負傷者や亡くなった犠牲者の遺族の苦しみに同情や共感を抱いています」と、PGI広報長のジェイリー・スマンポウ氏は公式サイトに掲載されたこの発表の中で述べた。
「これら2つの地区の犠牲者や住民との連帯を表すために、PGIは全ての加盟教会に対し、献金や援助を集めてこれら2つの地区の住民に渡すことによって、そこにある地域社会の重荷を和らげることに加わるよう求めました」と、スマンポウ氏は記した。
「PGIは、この悲劇に直面する中で耐え続けるための不屈の精神や忍耐、そして希望が与えられるよう、犠牲者のために祈ります」とスマンポウ氏は述べた。
それに加えて、スマンポウ氏によると、PGIは、家庭や各教会でのとりなしの祈りの中で犠牲者たちのために祈るよう、各教会員に呼び掛けているという。
「PGIは、状況や状態を回復させるとともに、人道支援を犠牲者や住民にまで降ろすよう、中央や郡および地方政府ができるだけ早く活動するよう促します」と、スマンポウ氏は結んだ。