インドネシア・スマトラ島沖で30日午後5時15分(日本時間午後7時15分)頃、マグニチュード7.6の大地震が発生。災害当局の発表ではこれまでに100人から200人の死者が出ているという。ロイター通信が伝えた。
同島西部のパダンで大きな被害が出ており、住宅約500棟が倒壊、約100人が下敷きに。さらに病院やホテルなども倒壊し、数千人が瓦礫(がれき)の下にいるとの情報もある。
この大地震を受けて、キリスト教主義のNGO団体「ワールド・ビジョン」は10月1日、被災地に調査チームを派遣し、今後の支援活動実施について検討すると発表した。
スマトラ島沖では04年12月、マグニチュード9.0の大地震とそれに伴う大津波が発生。22万人以上の死者・行方不明者を出す大惨事となった。