本紙でコラム「聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―」を連載している写真家の中西裕人さんの特集「聖山アトス 男だけの祈り」が、11月29日発売の「ナショナルジオグラフィック」日本版12月号の「写真は語る PHOTO JOURNAL」コーナーで、10ページにわたって掲載されている。
ギリシャは国民の95パーセントがキリスト教徒で、その大半がギリシャ正教に属している。ギリシャ北部の幅5キロ、全長約45キロのアトス半島は、ギリシャ政府から独立した宗教自治共和国であり、約千年にわたりギリシャ正教の信仰の聖地とされ、現在20の修道院に約2千人以上の修道士たちが生活しており、世界遺産にも認定されている。
中西裕人さんは1979年生まれ。2014年に日本正ハリストス正教会で洗礼を受け、東京・御茶ノ水にある東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)の司祭でもある父・裕一さんと共に、年に数回ギリシャのアトスを訪れ、修道士の生活などに密着した取材を続けている。昨年8月、キャノンギャラリー銀座での展示を皮切りに、全国で写真展も開催してきた。
同特集は「ナショナルジオグラフィック」日本版のウェブサイトでも見ることができる。
中西裕人さんのホームページはこちら。