結婚生活を充実させるために、自分の伴侶を祝福する方法はたくさんある。今から紹介する方法にお金は要らない。唯一必要なのは、配偶者に対するあなたの愛である。
あなたは、大金を費やすことなく、配偶者を祝福する方法を探しているだろうか? では、あなたが愛する伴侶のために今からすぐにできる、5つの方法を見ていこう。
1. 相手のために祈る
最も手頃にできることは、配偶者のために祈ることだ。だまされてはいけない。自分の配偶者のために祈ることは、毎日あなたの時間からほんの数分、あるいは数時間を奪うことになるかもしれないが、そうすることで最も強力な結果をもたらすのだ!
ヤコブの手紙5章16節には、「・・・正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします」とある。
2. 相手に仕える
贅沢(ぜいたく)にしたいという特別な場合を除き、配偶者に仕えることに、高いお金をかける必要はない。妻のためにドアを開ける。夫のために朝食を準備する。互いに、何気ない日常の中で、ちょっとだけ努力してみよう。あなたの伴侶にとって日々の生活が喜びとなるような方法を探そう。そうすれば、あなたはその恩恵を楽しむことができるはずだ。
エフェソの信徒への手紙5章21節には、「キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい」とある。
3. 互いの違いを尊重する
率直に言って、夫または妻が互いの違いを尊重していない場合、結婚に関する多くの問題が出てくる。私たちは、自分の配偶者が、自分の好きなものを好きになることを、自分が考えるように考えることを、そして、自分がこんなふうに理解されたいと思う方法で相手が自分を理解してくれることを期待してしまう。実にこれらは不当な要求である。
神は、男性と女性を異なるものとして創造した。神は、男性を、粗野な、未加工の被造物を意味する土の塵(ちり)から造られた。一方で、女性は男性から造られた。つまり、彼女は洗練された被造物といえる。これらの起源を知ることは、男性と女性が、好み、好き嫌い、性格などの点で、かなり異なっているという洞察を与える。
神は、創世記2章24節で「二人は一体となる」と宣言された。これは、やりがいのあることで、互いの違いを尊重し、1つになるために努力することだ。
4. 過ちの記録を残さない
あなたの配偶者から、傷つけられたこと、嫌いなことをされたこと、そしてそのことでイライラしたり、怒ったりしたことを覚えているのは簡単だ。一方、相手を赦(ゆる)し、過ちの記録を保持しないと決めるのは簡単ではない。だが、神は私たちに、そうあるように命じている。
「(愛は)礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない」(コリント一13:5)
5. 命の言葉を話す
多くの場合、私たちは、否定的なこと、感情を傷つけること、ダメージを与えるようなことを配偶者に言ってしまい、特に、後にそうしたことで自分自身も傷つくものだ。しかし、私たちは赦し、代わりに彼らに命を与える言葉、役に立つ言葉を話すという選択肢を持っている。覚えておいてほしい。あなたとあなたの伴侶は1つなのだ。そして、もしあなたの言葉により、配偶者を引き下げるなら、それは実は自分をも引き下げているのだということに注意しよう。(エフェソ5:28〜29)
「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう」(コロサイ4:6)