【CJC】台湾の中央社通信によると、建築家・安藤忠雄氏は台湾南部・嘉義県の観光地、阿里山に「山の教会」を建設することを決めた。
安藤氏は9月24日、張花冠県長の招きを受けて建設予定地を視察。建築形式について呉芳銘副県長や県幹部職員らと意見を交換した。
山の教会の建築用地は長さ167メートル、幅70メートルで面積約1万340平方メートル。
張県長はあいさつの中で、「逆境の中でいかに乗り越えるか考え、活路を見いだす」という安藤氏の理念は、逆境の中で嘉義の現状を打破しようとする県政府の姿勢と合致すると言及した。