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1400年前設立の英国国教会教区が資金難 責任指摘する声も

2016年7月11日11時49分 翻訳者 : 山本正浩
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関連タグ:英国国教会イギリス
1400年前設立の英国国教会教区が資金難 責任指摘する声も+
ロチェスター大聖堂(写真:Prioryman)

初代カンタベリー大司教のアウグスティヌスが604年に設立し、7世紀から存続する10教区の1つでもある英国国教会のロチェスター教区では、「ここ数年、支出が収入を超過している」という。

同教区のジェームズ・ラングスタッフ主教によると、同主教と教区財務委員長は、同教区の聖職者や小教区委員、小教区教会協議会に宛てた書簡の中で、「教区が直面している財政難」について説明しているという。

1400年以上の歴史があるロチェスター教区は近年、長年の貯蓄に頼っている状況にあると、主教は語る。昨年の会計では、収入から支出を差し引いた赤字が60万4千ポンド(約7880万円)に上っている。

「この数字は、ロチェスター教区の財政状況が予想以上に悪いことを示しています。この赤字は貯蓄によって補填(ほてん)されてきましたが、その貯蓄のほとんどを既に使い果たしているのです」と主教は述べた。

収入と支出が釣り合う状態に戻すことが「不可欠」だと、主教は警鐘を鳴らす。

今年の予算として55万7千ポンド(約7270万円)の赤字が承認されているが、「大した活動」をしないとしても、この数字を超過することになる。「残された貯蓄では、この赤字を補填しきれません」と主教は呼び掛けた。

この状況では、「任意の」支出は抑えざるを得ない。牧師館の修繕も、健康や安全上の必要に迫られたり、雨風を防ぐためでない限り、行われることはない。聖職者の研修費は削減される。また聖職者が不在の小教区や聖職者の俸給は、凍結されている。さらに、小教区に聖職者が不在の場合、牧師館は現金収入を得るために貸し出されることになっている。

「長期的な解決策が取られており、聖職者の全体的な人員削減に加え、各小教区での収入が増えることを祈っています」

司祭1人当たりに、年6万ポンド(約780万円)の人件費がかかる。しかし、各小教区からの献金額は今年必要とされる23万ポンド(約3千万円)に達していない。もしロチェスター教区の信者1人当たりが週25ペニー(約32円)余分に献金すれば、教区全体で33万1500ポンド(約4320万円)の増収になる。

ロチェスター教区には130万人の信者がおり、216の小教区に239の教会がある。この働きをやりくりしていくには、技術と専門知識、財源の安定供給、法律知識、その他の奉仕が求められる。

「ロチェスター教区は、正念場を迎えることになります。一般信徒も聖職者も、皆が責任を持ってこの難関を乗り切らなければなりません。そうしてこそ初めてこの地域で、神の国を建設していけるのです」と主教は語った。

一方、カンタベリー教区の司祭で、銀行コンサルタントのピーター・オールド氏は英クリスチャントゥデイに次のように語った。「書簡を額面通りに受け取るなら、ロチェスター教区は今日に至るまで、赤字状況に対して真摯(しんし)な解決策を取ることなく、長年巨額の赤字を放置していたことになります。現金の流れを管理せずに金庫が空になるまで待っていて、今になってようやく対策を講じている状況を見て、私はロチェスター教区の無責任さに驚かされています。これが経済界だったら、責任者は辞職を考えるべき状況でしょう」

英クリスチャントゥデイは、英国国教会にコメントを申し入れている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:英国国教会イギリス
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