Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
超自然的現象と科学

超自然的現象と科学(14)愛と信仰を機能的に育むための旅路―初めの愛と初めの行い 愛多妥直喜

2026年1月5日20時04分 コラムニスト : 愛多妥直喜
  • ツイート
印刷
関連タグ:愛多妥直喜

ヨハネの黙示録2章4、5節には、こうあります。

しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初め(プロトス/G4413)の愛(アガペ/G26)から離れてしまった。そこで、あなたはどこから落ちたかを思い起し、悔い改めて初めのわざを行いなさい。もし、そうしないで悔い改めなければ、わたしはあなたのところにきて、あなたの燭台をその場所から取りのけよう。

ここでは、イエス様が「初めの愛」と「初めのわざ(働き)」を明確に関連づけています。ここで使用されている「初め」と訳された「プロトス」という言葉は、「最初の」もしくは「最も早い」という意味を持ちます。

しかし、この文脈においてプロトスは、もう一つのギリシア語の言葉、アルケ(存在論的起源)とは異なる意味合いを持ち、信者に表れる最初の機能的な愛を示しています。

従って、「初め(プロトス)の愛(アガペ)」とは、「アルケの愛」(フィリア)と異なります。「アルケの愛」(フィリア)は、箴言17章9節に示されるような、人間が神に応対する以前の、神の存在論的愛のことです。

愛(フィリア)を追い求める人は人のあやまちをゆるす、人のことを言いふらす者は友を離れさせる。(箴言17:9)

この箴言に出てくる愛(フィリア)は、信者の最初の献身的で機能的かつ、いまだ堕落していない神への応対の愛(プロトス)とは異なります。

この応答の愛(プロトス)は、抽象的なものでも、単なる内面的感情に留まるものでもありません。主イエスは、愛が具体的な行為として表されることを明確にしており、その行為こそ「初めのわざ」と呼んでいるのです。

「初めの愛」と「初めのわざ」の関係

「初めの愛」と「初めのわざ」の関係は、存在論的なものではなく、関係的かつ段階的なものです。初め(プロトス)の愛は、献身における関係的根源を成し、第一の行いは、その献身から自然に生じる具体的かつ観察可能な表現です。この2つは本質において区別されますが、機能においては不可分です。

この故に、イエスは「思い起こし、悔い改めよ」と命じ、愛が行いを通して積極的に表されていた本来の実践的状態への回復を求めました。「第一の行いをせよ」との命令は、過去の感情的状態を取り戻すことを求めるものではなく、かつて初めの愛から有機的に流れ出ていた行いを再び実践することを意味しています。

このようにして、主イエスは、愛と行いが本質的には異なるものでありながら、実際の従順の中においては常に機能的に結び付いていることを明らかにしておられます(黙示録2:4、5)。

* 信仰―愛は、内的に信仰が愛を支える関係を示している
(ガラテヤ5:6――愛によって働く信仰)

* 愛―行い は、外的に愛が行いとして表現される関係を示している
(黙示録2:4、5――第一の愛が第一の行いとして表れる)

言い換えれば、こうなります。

* 信仰は、内側において愛を支え、持続させる

* 愛は、外側において行いを通して自己を表現する

存在論的文脈:神の温かい存在論的愛・人間の存在論的信仰・プロトスの愛

信者のうちにある全ての最初の信仰と愛の究極的な源は、箴言17章9節に示されている神の温かい存在論的愛です。

咎(アディケマー/G92)を覆う者は愛(フィリア)を求める。しかし、事を繰り返して語る者は親しい友を引き離す。(箴言17:9、ギリシア語からの訳)

愛(アハバ/H160)を追い求める人は人のあやまちをゆるす、人のことを言いふらす者は友を離れさせる。(同、ヘブライ語からの訳)

存在論的愛(アルケーのフィリア)とは、神の存在論的で、先行的、始発的な温もりと善意を表しています。それは人間の過ちを覆い、先に動き、人間の反応に属しているわけではありません。この始発的な愛(アルケーのフィリア)は、人間の信仰から生じるものではなく、むしろそれに先立ち、それを呼び起こします。

この存在論的信仰とは、神の始発的な温もりへの応答として形成される原初的な信頼の能力です。それは救済以前であり、作動以前であり、基礎的なものであって、人の心が神に向かって応答することを可能にします。しかし、存在論的信仰それ自体は、まだ救済的なものではありません。それは、ヨハネ3章16節に示され、黙示録2章4節において経験的に反映されるプロトスの愛(アガペー)を受け取るための備えです。

従って、その順序は次の通りです。

根源的な愛(アルケーの愛:神から来るフィリア的な愛/箴言17:9に見られる神の温かい愛)→ 存在的・根源的な信仰(信者のうちに生まれる温かさと信頼)→ 薄い信仰(オリゴピスティア)が与えられる→ 初めの愛(プロートス・アガペー/黙示録2章4節に記されている初めの愛)→ 機能的な表れ(初めの愛が行いとして表現される/黙示録2章5節に記されている行いの愛)

ここで非常に重要なのは、初めの愛(プロートスの愛)は、薄い信仰(オリゴピスティア、G3640)なしには存在できないという点です。この薄い信仰が、初めの愛が成長し、表現されるための、内的で持続的な信仰の構造(ヒュポスタシス/プロートン)を提供します。

この信仰は、初めの愛を通して成長し、表れていきます。愛と信仰は同一ではありませんが、互いに連携し合う関係にあります。

※ 本文中に記した「H〜」(ヘブライ語)「G〜」(ギリシャ語)の各番号は、聖書語句索引「ストロング・コンコルダンス」で定められた識別番号です。

<<前回へ

◇

愛多妥直喜

愛多妥直喜

(アタンダ・ナオキ)

横浜市のフェイス・アンド・ビクトリー国際教会牧師。農業工学を専攻し、ナイジェリアのアフマド・ベロ大学を卒業後、東京農工大学大学院で学ぶ。米リョーカン大学大学院で心理学の博士号、米MSU神学大学で神学の博士号を取得。著書に『いま明かされる 宇宙創造の新事実』(星雲社)。2023年からユーチューブチャンネル「The supernatural」(英語)を開設し、人類や地球の誕生などに関する多くの疑問について、聖書を基に解説する動画を配信している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:愛多妥直喜
  • ツイート

関連記事

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 超自然的現象と科学(12)アガペー再考―アガペー以上の大きな愛「ドード」発掘2 愛多妥直喜

  • 超自然的現象と科学(11)アガペー再考―アガペー以上の大きな愛「ドード」発掘 愛多妥直喜

  • 超自然的現象と科学(10)聖書の年代に関するキーワード「ヤラド」(生む)解説2 愛多妥直喜

  • 超自然的現象と科学(9)聖書の年代に関するキーワード「ヤラド」(生む)解説1 愛多妥直喜

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.