英南部の都市レディングで、3週間に1200人以上の人々が救いや再献身に導かれた。
レディングにあるゲート教会は、5月29日から約3週間にわたって、伝道者トミー・ジトー氏を招き、伝道集会を開いた。複数の伝道者たちが、朝夕は祈祷会を開き、日中は通りで福音を宣(の)べ伝え、人々がこれに応えた。
「これまでに見たことも、経験したこともないことです」と、ゲート教会のユインカ・オイェカン牧師は言う。
集会はもともと、「教会のカルチャーシフト(文化的変革)」を狙ったものだったという。一握りの入信者が出ればいいくらいだと考えていたが、「ふたを開けてみると、レディングの路上で数百人が喜んで祈り、生涯をキリストにささげたいと表明しているのです」
レディングの「本物のリバイバル」になるかもしれない、とオイェカン氏は語る。「これは何かのテクニックやプログラム、あるいは教会成長計画によるのではなく、神から出たものなのです」と語る。
この動きは、英国バプテスト同盟のリン・グリーン総主事が、「レディングで行動を」という神からのメッセージを受けたことから始まった。グリーン氏は約1年前、オイェカン氏と連絡を取り、「英国の覚醒―ゲート教会で神と出会う」と題した伝道集会を計画した。
15年前、オイェカン氏もリバイバルについて神からの預言的な夢を見ていた。それ以来、レディングの指導者たちも毎週集まって祈祷会を開いてきた。
「当時、私たちが所有していた教会のビルの屋上から通りに向かって、滝のように流れていく川を見ました。この流れる川の真上に十字架がありました」と、オイェカン氏は夢について振り返る。
「(最後の週は)あの夢で見たのと同じ光景としか言えません。至る所で天使たちが見え始めました」
「私は、今のこの流れ、すなわち『ザ・ターニング』(集会の名称)は、神ご自身が行う文化的変革になると信じ始めています。私たちがこれをうまく用いるならば、街には生涯をキリストにささげようとする多くの人々と共に、祈りをささげる100万人を超える人々の姿を見ることができるでしょう」と、オイェカン氏はフェイスブックにつづった。
「結集して、この流れを英国の千を超える町や都市(そしてできれば村々)にもたらせば、私たちは、キリスト教に対して確信を持てないこの国の意識を、心開かれ、協力的で、受容的なものへと変えるでしょう。それは、国としての私たちの道徳観にも影響を与え、何千もの教会を燃え立たせるでしょう」