全てに恵まれる人生が与える喜び
イエス様を信じ、神様の子どもとして一生を送りながら最も重要なのは、どのような状況においても全てに恵まれる秘訣を学ぶことです。では、キリスト者が全てに恵まれる秘訣とは何でしょうか。
コロサイ人への手紙1章10節には、「また、主にかなった步みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び」とあります。ですからキリスト者が全てに恵まれることは、全てのことにおいて神様に従い、神様を喜ばせるところから始まります。
神様は、私たちの人生が全てに恵まれることを望んでおられる方です。そうなるためには、まず私たちが神様に認められる人生を歩まなければなりません。あらゆる点で神様に認められ、神様を喜ばせる人生を生きなければなりません。神様に認められる者となるとき、神様は私たちの一生を導かれ、祝福してくださいます。
私たちが知っている通り、信仰の祖先アブラハムは全てに恵まれる人生を生きた人でした。彼が全てに恵まれることができたのは、神様の御旨に従う信仰があったからです。また、神様の御旨に従うことを人生の目的としていたからです。
ここから私たちは、人生の目的が何であるかを悟ります。まさに、神様に従うことなのです。神様の御旨を喜び、昼夜問わずその御旨に従うことを決心した人こそが、神様の子どもなのです。私たちが神様の御旨に従うことを人生の目的とするときに初めて、まことの子どもとなることができます。
しかし、私たちの現実を眺めてみると、毎瞬間神様の御旨を知り、神様を喜ぶ人生を歩むのは簡単ではないというのが事実です。しかし、アブラハムはどのように神様の御旨を、喜びをもって受け入れ、従いながら生きていくことができたかを見て、私たちもアブラハムのように実践するなら、神様が喜ばれる人生を生きることができることでしょう。
(イ・ヨンフン著『まことの喜び』より)
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【書籍紹介】
李永勲(イ・ヨンフン)著『まことの喜び』 2015年5月23日発行 定価1500円+税
苦難の中でも喜べ 思い煩いはこの世に属することである
イエス様は十字架を背負っていくその瞬間も喜んでおられました。肉が裂ける苦しみと死を前にしても、淡々とそれを受け入れ、後悔されませんでした。私たちをあまりにも愛しておられたからです。喜びの霊性とは、そんなイエス様に従っていくことです。イエス様だけで喜び、イエス様だけで満足することを知る霊性です。神様はイエス様のことを指し、神の御旨に従う息子という意味を込めて「これは、わたしの愛する子」(マタイ3:17)と呼びました。すなわち、ただ主お一人だけで喜ぶ人生の姿勢こそが、神の民がこの世で勝利できる秘訣だということです。
(イ・ヨンフン著『まことの喜び』プロローグより)
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