これまで大阪で2回行われ、大きな反響を呼んでいる「ゴスペル落語会」が6月4日、ついに東京に進出する。「ゴスペル落語会」は、上方落語の巨匠でクリスチャンだった故露の五郎兵衛さんの娘で女性落語家の露のききょうさんが中心となり、牧師や教会員などオールクリスチャンで行っている高座だ。
今回は露のききょうさんと、双子の妹で西宮北口聖書集会教師の菅原早樹さん、そして牧師、牧師夫人、教会員の5人が高座に立ち、落語に加え、講談、腹話術とバラエティー豊かな内容で行われるということで期待も高まる。以下、パンフレットからプロフィールを紹介する。
菅原早樹さんは、西宮北口聖書集会教師のほか、「おしゃべり賛美家」として教会や特別集会でコンサート、証しの活動を行っている。CDも4枚出しているゴスペル落語会のディーバ。
露のききょうさん(本名:新居由樹さん、日本アドベント・キリスト教団忍ヶ丘キリスト教会会員)は、女優、女性落語家としてテレビや映画、舞台でも活躍している。「ゴスペル落語」の仕掛け人だ。
わかさぎ亭福助さん(本名:小澤寛さん、同盟基督教団土浦めぐみ教会会員)は、仕事を退職後、教会付属の幼稚園のバス運転手歴11年。国際ギデオン協会会員。今回が初の高座デビューとなる。期待の新人だ。
子羊家慶子さん(本名:松浦慶子さん、町田ぶどうの木チャペル・牧師夫人)は、腹話術歴30年。アガペ腹話術会を設立し、腹話術伝道を行っている。
福音亭ぱすたさん(本名:渕野弘司さん、大津福音自由教会牧師)は、大学時代に落語研究会に所属、大阪池田市の「社会人落語日本一決定戦」に連続出場しており、教会や福祉施設でも落語を披露している、関西ゴスペル落語会でもおなじみの実力派だ。
神田ナザレさん(本名:北川正弥さん、日本基督教団代々木中部教会牧師)は、聖書の物語を講談で語る講談師として活躍中。東のゴスペル落語に「神田ナザレあり」とも語られる実力派だ。
初の東京での「ゴスペル落語会」開催について、露のききょうさんはこう語る。
「『ゴスペル落語会in東京』の見どころは、何と言ってもやはり、他に類を見ない『クリスチャンばかりの出演者による落語会』というところです! また、歌、講談、腹話術、落語とバラエティーに富んでいて、落語にあまり興味がなくても、どなたでも楽しんでいただけるプログラムになっています。私自身、東京での落語会というのは、どんな形にせよ初めてなので、とにかく多くの方に足を運んでいただき、落語や演芸を通してでも福音を伝えられることを知っていただきたいと思います。何と言っても、東京でやることによって『福音落語』というものがあることを1人でも多くの方に知っていただきたいと思っています!」
関西でも6月25日(土)に大阪クリスチャンセンターで行われる予定だ。ぜひ足を運んで、ユニークな「福音」に触れてみてはいかがだろうか?
入場無料(ただし、自由献金あり)。午後2時開演(同1時半開場)。場所は東京都板橋区の常盤台バプテスト教会(常盤台2‐3‐3、東武東上線ときわ台駅北口から徒歩3分)。
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