15日朝、本紙のインタビューに答えた日本ナザレン教団熊本教会の中出牧夫牧師に18日朝、話を聞いた。16日未明に起きたマグニチュード7・3の本震によって、状況はさらに悪化しているとのこと。17日午後に現地入りした同教団鹿児島教会の久保木聡牧師もフェイスブックなどを通して現場の状況を伝えた。久保木牧師らは鹿児島県を出発し、4時間かけて熊本に到着した。
久保木牧師によると、熊本教会近辺では、電気は通っているものの、上水道が止まり、ガスも止まっている。近隣のコンビニエンスストアに物資が入っても、長蛇の列の上、すぐに物がなくなる状態だという。電気が通っているので、食用の水とお米があれば炊ける状態とのこと。ガスは、4、5日で復旧の見込みとのことだが、まだ見通しは立っていない。
近隣から教会前の公園に車が20~30台ほど止まっており、車中で避難生活を余儀なくされている被災者がいるが、公式避難所ではないため、支援物資が届かない。そうした被災者にも、同教会から早速支援をすることができているという。玄関前には、ひっきりなしに人々が訪れ、物資を受け取っているとのこと。
献金はNPO法人NCMジャパン(Nazarene Compassionate Ministries Japan)の下記口座にて受け付けている。
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