熊本県を中心に断続的に続いている大震災を受けて、NPO法人NCMジャパン(Nazarene Compassionate Ministries Japan)と日本ナザレン教団国際援助委員会(JNCM)は、被災地に向けて「水」の支援を開始する。NCMジャパンの副代表で日本ナザレン教団花園教会の篠澤俊一郎牧師に話を聞いた。
両団体では、来週水曜日から先遣隊を現地に派遣し、今後の支援の見通しを立てるために、支援拠点となるナザレン熊本教会を目指す。その際に「まずは水を」と、全国から献金を募り、それをもとに水を購入し、現地へ運ぶ計画だ。
九州地方は、震災による通行止めの場所も多く、下道を使っての移動となるため、出発点の京都からは「丸一日かかる」見通しとのこと。現地からの情報によると、すでに避難所は人で溢れているという。
「東日本大震災の経験から、初動が大切だということが分かった。まずは、水を現地に届けることから始めたいと思っている。支援拠点となる熊本教会で、自活することも必要。そのための献金を呼び掛けたい」と篠澤牧師は話す。
NCMジャパン京都事務所では、水を含む支援物資の受け付けは現在のところ行っていないが、献金は下記口座にて受け付けている。篠澤牧師は「できるだけ多くの水を積んで現地に入りたい。お祈りとともに皆さんのご協力をお願いしたい」と話した。
<振込先>
郵便振替口座番号:00130‐7‐450812
加入者名:特定非営利活動法人 NCMジャパン