山梨県韮崎(にらさき)市の自宅で、小学6年の長男・雄生(ゆうせい)君(11)の首を絞めて殺害したとして、母親の自称パート従業員・池田千夏容疑者(39)が4日、殺人容疑で逮捕された。時事通信などが伝えた。
同通信によると、池田容疑者が4日午後7時ごろ、自ら110番通報。警察が駆け付けたところ、韮崎市富士見ケ丘の自宅1階の居間で雄生君が倒れていたという。雄生君のそばには、ロープのようなものがあり、池田容疑者が雄生君の首をロープのようなもので絞めて殺害した疑いが持たれている。
毎日新聞によると、警察が駆け付けたときには雄生君は既に死亡しており、池田容疑者は「息子に発達障害があり、育児に悩んでいた。通報する直前に殺した」などと話しているという。
池田容疑者は、長男の雄生君と中学2年の長女(13)、母親(62)の4人暮らし。長女と母親は事件当時、外出していたという。テレビ朝日によると、警察は池田容疑者が雄生君の将来を悲観し、犯行に及んだとみて詳しい経緯などを調べている。