大阪府摂津市千里丘東1丁目にあるコンビニエンスストア「セブンイレブン摂津千里丘東1丁目店」に4日未明、刃物を持った男が押し入り、現金約3万円を奪って逃げる強盗事件があった。摂津市内では先月末にも似た手口の強盗事件が起きており、警察が関連を調べている。毎日新聞などが伝えた。
同紙によると、男は4日午前1時半ごろに店に押し入り、「金を出せ」と書かれた紙を男性店員(43)に見せて刃物を突き付けて脅し、店員がレジから出した現金約3万円を奪って逃走した。朝日新聞によると、紙を見せられた店員が要求に応じずにいると、「ほんまに刺すぞ」などと声を出して脅したという。
両紙や産経新聞によると、男は30代くらいで、上下とも黒っぽい服装だった。上着はフード付きのもので、マスクをして顔を隠していたという。店内には当時、客はいなく、店員2人がいたが、いずれもけがはなかった。
摂津市では先月24日、セブンイレブン摂津千里丘東1丁目店から南に約1〜1・5キロの場所にある別のコンビニで、男が「金を全部出せ」と書いた紙を見せ、現金約6万5千円を奪う強盗事件が発生している。
一方、産経新聞によると、セブンイレブン摂津千里丘東1丁目店の斜め向かいには、大阪府警摂津署の交番があったが、事件発生時、警察官は不在だったという。