昨年6月から行方が分からなくなっていた新潟県妙高市の入村(にゅうむら)茂夫さん=当時(69)=と妻の政子さん=同(63)=の白骨化した遺体が1日、長野県飯山市の川に転落していた車の中から見つかった。毎日新聞が伝えた。
同紙によると、飯山市富倉の国道292号脇にある松田川に転落している軽乗用車を3月31日、通りがかりの男性が発見。松田川は国道292号の約10メートル下を流れており、警察が引き上げ作業をしていたという。
入村夫妻は昨年6月2日から、軽乗用車と共に行方が分からなくなっており、新潟県警砂高署が情報提供を呼び掛けていた。また、TBSの昨年の年末特別番組「緊急!公開大捜索SP」でも取り上げられるなどしていた。
遺体が見つかった飯山市富倉は新潟県との県境に近く、入村夫妻の自宅があった妙高市中宿とは国道292号で結ばれており、車で約20分ほどの距離。