広島県東広島市の山陽自動車道下り線の八本松トンネル(844メートル)内で17日午前7時半ごろ、車約10台が絡む多重事故が発生した。NHKによると、この事故により、6人が病院へ搬送され、1人が心肺停止の状態だという。
NHKによると、事故が起きたのは、広島方面へ向かう山陽道下り線の八本松トンネルの出口から約100メートル手前の場所。最初に追突事故が発生し、その後次々に車が追突。車約10台が絡み、複数の車が炎上したという。トンネルの中にいた車の運転手ら約70が避難し、火は午前9時前にはほぼ消し止められた。
この事故により、山陽道下り線は午前10時現在、西条インターチェンジ(IC)〜志和IC間と、上り線は広島東IC〜西条IC間で通行止になっている。