茨城県神栖(かみす)市奥野谷の国道124号で12日午後3時10分ごろ、道路脇の工事現場に乗用車が突っ込む事故があった。この事故で、作業員の男性3人がはねられ、2人が死亡、1人が重傷を負った。NHKなどが伝えた。
NHKによると、現場は片側2車線の見通しのよい直線道路で、3人は道路の脇で、側溝を設置する工事をしていた。警察は、乗用車を運転していた派遣社員・平松明英容疑者(62)=神栖市=を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕し、容疑を同法違反(過失致死傷)に切り替え、事故の原因などを調べている。
共同通信によると、死亡したのは、谷田川文雄さん(48)=茨城県鹿嶋市=と酒井昇さん(60)=同=で、重傷は古別府哲朗さん(17)=茨城県潮来市。平松容疑者がけがをしたかどうかは不明。