群馬県高崎市上並榎町の市道で3日午前7時20分ごろ、集団登校をしていた小学生の列に車が突っ込み、小学1年の清水海翔(かいと)君(7)=高崎市=が死亡した。警察は、運転していた小見尚旦(なおあき)容疑者(73)=高崎市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕した。複数の国内メディアが伝えた。
NHKや朝日新聞によると、海翔君は他の小学生6人と共に高崎市上並榎町の市道を集団登校していたが、市道に隣接する病院の駐車場から、小見容疑者が運転する乗用車が植え込みを乗り越えて飛び出し、道路の反対側を歩いていた清水君をはねたという。小見容疑者は、アクセルとブレーキを踏み間違えたと話しており、容疑を認めている。
毎日新聞によると、小学生は一列になって路側帯を歩いており、海翔君は先頭から2番目だった。他にけが人はいないという。テレビ朝日によると、海翔君は車にはねられた後、約20メートルにわたって引きずられたという。
警察は今後、同法違反(過失致死)に容疑を切り替えて詳しく調べる方針。