鹿児島県さつま市の県道で7日未明、車が橋から転落する事故があり、車に乗っていた会社員・高倉翼さん(21)=南さつま市=が死亡、同居の職業不詳・中村真臣さん(20)が意識不明の重体となっている。日本テレビなどが伝えた。
日本テレビや読売新聞によると、事故があったのは、南さつま市加世田東本町にある小川橋。通行人が7日午前3時45分ごろに通報した。現場は片側1車線の直線道路で、車は中央線を越え、反対車線側の欄干を突き破って、約10メートル下の川に転落した。
転落した場所の約50メートル手前には、車が縁石にぶつかったとみられる跡があることから、車が縁石にぶつかり、その後反対車線に飛び出し、欄干を突き破って転落したとみられている。
朝日新聞によると、2人は車内で折り重なって倒れていたため、どちらが運転していたかはこれまでのところ不明。