イギリスにこんなことわざがあります。
「人は旅をして、ついにわが家へ戻る。人は生きて、ついには大地へ戻る」
旅の目的はいろいろあります。気分転換、休養、良い出会いを求めて等々。
しかし、目的地に着くことだけが旅の目的ではなく、その過程をどう楽しむかも旅をする上で大切な要素です。
聖書は、私たちの人生のことを「地上では旅人であり寄留者である」(ヘブル11:13)と語ります。
人生そのものが丸々旅だというのです。
旅の終着点は天国ですが、天国に行くためだけに人生を生きるのではなく、そこに至るまでの一日一日、今日この時をいかに楽しみ、充実して過ごすかが大切なのではないでしょうか。
「旅は道連れ、世は情け」と言われます。
昔は、情報量も少なく旅先に知人などもいないので、今と違って旅は不安でいっぱいで、旅に同行者がいるということがどんなに心強かったことでしょう。
人生の旅も同じです。誰かと共に歩き、その情けや思いやりを分かち合いながら歩いてこそ心強いのではないでしょうか。
あなたの人生の旅の同伴者は誰ですか?
1. 配偶者
2. 両親・兄弟
3. 仲間・親友
これらの同伴者を大切にし、情けや思いやりを持ちながら歩んでいけたら、人生の旅はとても心強いものになります。この同伴者がいないばっかりに、寂しくなり、精神的に病んだり、引きこもったり、自殺をしてしまう人もいます。
もしあなたに、人生の同伴者と思える人がいなくても心配しないでください。どんな時にもあなたと一緒にいてくれる方がいます。
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」(マタイ28:20)と言われる方です。
この方は、唯一あなたを天国に入れてくれる方です。
あなたの人生の旅にこの方を同伴者として迎え入れなかったとしたら、どんな偉人、成功者、権力者、大富豪であっても、天国に入ることはできません。
しかし、「イエス様、あなたを私の救い主、人生の主、同伴者として受け入れます」と祈るなら、天国の扉が開かれ、目に見えなくても、あなたの天国に向かっての人生の旅を同伴してくださり、確実に天国に導いてくださいます。
教会に来られたら、この方と出会うことができます。教会にいらっしゃいませんか?
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菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
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