ソフトバンクは7日、月額2900円で1GBまでのデータ通信ができる「データ定額パック・小容量(1)」を4月以降に導入すると発表した。これにより、通話とデータ通信合わせて、スマートフォンが月額4900円から利用可能となる。
発表によると、データ通信1GBの「データ定額パック・小容量(1)」が導入されるのは、「スマ放題ライト」と「スマ放題」の料金プラン。このうち「スマ放題ライト」では、基本料金1700円、インターネット接続基本料(S!ベーシックパック)300円、1GB分の定額データ通信費2900円の月額計4900円でスマートフォンが利用となる。「スマ放題」の場合は、月額5900円。
これまで、「スマ放題ライト」ではデータ定額パックが5GB(月額5000円)から、「スマ放題」では2GB(3500円)からしかなかった。
「データ定額パック・小容量(1)」では、利用データ通信量が1GBを超えた場合、通信速度が最大128kbpsに低速化するが、追加データ(1GB1000円)を購入することで、通常速度で利用することが可能。
政府は昨年、携帯電話の料金値下げなどについて有識者を含めた議論を行い、大手のNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社に対して、データ通信量が少ないライトユーザー向けの低額料金プランを検討するよう要望していた。