茨城県常陸太田市町屋町の住宅で29日深夜、火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかった。遺体は、この家に住む無職・根本春雄さん(79)と根本さんの次男(43)とみられている。NHKなどが伝えた。
NHKや産経新聞によると、29日午後11時35分ごろ、根本さんの家の近所の人から119番通報があった。火は約3時間後に消し止められたが、木造平屋建ての住宅1棟、約200平方メートルが全焼した。
根本さんと次男と連絡が取れないことから、警察は焼け跡から見つかった遺体が2人のものとみて、身元の確認を急いでいる。根本さんの妻(71)もこの家に住んでいたが、逃げて無事だった。
現場は、JR常陸太田駅から北に約8キロの場所で、住宅や田畑が点在している。