「聖座公式インスタグラム」を自称するインスタグラムのアカウント「@vatican__」が、教皇初の自撮りとして広まった画像を「初の自撮り #popeFrancis(教皇フランシスコ)」とのキャプション付きで投稿した。その画像は数時間のうちに9千件以上の「いいね!」が付き、現在は4万4千件以上になっている。
問題は、それが教皇の初の自撮りではなかったことだ。そればかりでなく、自撮りですらなかった。
事実としては、9月に参加したビデオチャットのスクリーンショットだった。
以前教皇がテクノロジーについて「恐竜」だと述べたにもかかわらず、ヤフーニュースやCNNを含む一部のニュース配信社は偽ポストの罠にはまった。
しかし、教皇が自撮りを撮ったのは、現実的に見てもこれが初めてではない。2013年、10代のグループが聖地巡礼の際、教皇フランシスコと写真を撮ることができた。
アカウント「@vatican__」は非公式アカウントにもかかわらず、18万3千以上のフォロワー数を誇る。一方、バチカン公式のフォロワーは5万2千人を切っている。