横浜市の「港南台かもめ団地」の一室で、カバンの中に入った成人女性とみられる遺体が発見された。遺体はボストンバッグに入っており、腐敗が進んだ状態だという。国内メディアが一斉に伝えた。
報道によると、12日午前10時ごろ、家賃滞納が続いていたかもめ団地の一室を横浜地裁の執行官が訪れ、ボストンバッグに入れられた遺体を発見し通報した。NHKによると、この部屋には親子2人が住んでいたという。一方、テレビ朝日は、遺体はこの部屋の住人の女性とみられているとし、同居する男性と連絡が取れない状況だと伝えた。女性と男性の関係については伝えていない。
ボストンバッグに入れられた遺体は腐敗がかなり進んでいるが、警察は身元や死因の確認を急ぎ、死体遺棄事件として捜査を進めている。また、同居する男性が何らかの事情を知っているとみて男性の行方も捜している。
テレビ朝日によると、遺体が入ったカバンが発見されたのは、かもめ団地の4号棟。団地R不動産のサイトによると、横浜市港南区港南台にあるかもめ団地は、JR根岸線・港南台駅から徒歩8分の場所にあり、港南台中央公園に隣接する。1DK〜2DK・床面積33〜47平方メートルの部屋が16棟1497戸あり、遺体が発見された4号棟は14階建て。