来年11月に行われる米大統領選を前に、米国の大衆伝道者フランクリン・グラハム氏は、キリスト教徒に対し投票に行くように呼び掛け、各地で祈りの集会を開くため、来年中に米国の全50州を巡る計画を明らかにした。
「62歳になって、私は民主党も共和党もこの国をうまく回していけないと悟りました。政党も政治家も答えではありません。この国の唯一の希望は、全能の主とその御子イエス・キリストです」と、グラハム氏は14日、自身のフェイスブックに投稿した。
グラハム氏は、「来年、祈りの集会を開くために50州全てを訪れることを計画しています。ツアーの名前は『ディシジョン・アメリカ』となる予定です。私はクリスチャンに対し、信仰に固く立って生きることと、国家とその指導者のために祈るよう呼び掛けたいのです」とコメント。「私はクリスチャンに対して、出て行って投票し、聖書の原則を堅持する候補者に投票するよう励ましたいのです。そして、地域、州、連邦と、全てのレベルの公的機関に行くことを強く勧めます。私たちはどの政治的候補者も推薦しませんが、私は全ての州で神の福音の真理を宣べ伝えます」と語った。
ツアーの詳細は今後発表される予定だという。グラハム氏は、「皆さんが今からわれわれと共に祈り始めてくださることを願っています」と言い、祈りを要請した。