日本聖書協会と教文館は、共同企画「ドイツ・ポーランド巡礼の旅 10日間」を、6月22日(火)~7月1日(水)に行う。2017年に宗教改革500周年を迎えるのを控え、マルティン・ルターゆかりの地などを巡る。
今回の巡礼旅行企画では、ルターが1517年に「95カ条の提題」を貼り出したヴィッテンベルクの城教会(ドイツ)や、ルターが聖書翻訳を行い、世界遺産にも登録されているワルトブルク城(同)、ルターの生家や最期の家があるアイスレーベン(同)などを訪問する。
それに加えて、ドイツでは崩壊から今年で26年となる旧ベルリンの壁を見学し、ポーランドでは戦後70年を迎えるアウシュビッツ強制収容所跡にも足を延ばす。また、映画『シンドラーのリスト』の舞台となったポーランドのカジミエーシュ地区で、ユダヤ人博物館やシナゴーグも見学する。
さらに、宗教改革だけでなく、現代史についてもあらためて考える機会が設けられている。旅の最後は、ドイツのロマンティック街道の終着地であるノイシュバンシュタイン城を見学し、盛りだくさんの旅を締めくくる。
団長・講師として、前日本ルーテル教会事務局長で日本聖書協会評議員の立野泰博牧師(日本福音ルーテル大江・宇土教会)が随行する。ヴィッテンベルクでは現地教会を借りて、記念礼拝が行われる予定。日本聖書協会の渡部信総主事も同行する。
旅行期間は6月22日(火)~7月1日(水)、費用は39万8000円(燃油サーチャージ、空港税別)。現地でのオプショナルツアーも用意されている。申込締切は4月20日まで。巡礼旅行の詳細・問合せ・資料請求は、窓口となっている近畿日本ツーリスト神戸支店(電話:078・392・2433)まで。日本聖書協会が作成したパンフレットはこちらで見ることができる。