国際的・超教派的に大規模な伝道大会を開催しているクリストファー・サン伝道協会(CSEA、本部:米カリフォルニア州)は、設立31年を記念した冊子『神の国』の刊行に向けて準備を進めている。冊子は日本語と中国語の2カ国語で印刷される予定で、日本語版は完成後、全国の教会や神学校、これまで開催した伝道大会の関係牧師や決心者らに送られる予定。
今回刊行される冊子では、日本と台湾で開催された伝道大会の様子を詳しく紹介。日本では、東京、大阪、旭川、岡山、熊本、仙台、長野、台湾では、台北(タイペイ)、高雄(カオシュン)、花蓮(ファーリェン)、台中(タイジョン)、埔里(プーリー)、新営(シンイン)で開催した伝道大会の報告が掲載される。
また、大会の様子の他にも、「21世紀において主の忠実なる僕(しもべ)になるためには」「アテネとコリントへの沈思」といったメッセージもあり、内容は、説教、伝道、証し、奉仕、交通、とりなしなどに分類されるという。同協会は、冊子を受け取った人たちが、励ましを受けることができるように祈ってほしいと呼び掛けている。
クリストファー・サン伝道協会は、中国系米国人の伝道者クリストファー・サン氏が、1984年に米ロサンジェルスで創設した伝道団体。全世界の各地で伝道大会を行っており、日本でも最近では昨年11月に、東京クリストファー・サン伝道大会をウエスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で開催した。
これは、来年東京で開催予定の日本クリストファー・サン国際大会を見据えて行われたもので、現在、関東地区の多くの人々に福音を伝えるため、伝道大会の準備が進めれている。