首都圏にあるおよそ100の教会・団体が協力する大伝道大会「首都圏キリスト教大会」が12日に開会し、午後1時半からは女性大会、午後6時半からは一般大会が行われた。一般大会では、国際巡回伝道者クリストファー・サン牧師が講演。サン師の語る力強い聖書のメッセージに、会場の淀橋教会(東京・新宿区)に集まったおよそ440人の聴衆は熱心に耳を傾けていた。
サン師は、「永遠の祝福」(マタイによる福音書5:1-12)と題して説教し、聖書に約束されている永遠の祝福を受けるためには、今、自分が何をしなければいけないかを会衆に説いた。
サン師は、主イエスが山上で語った8つの祝福について、一つひとつに込められた神からのメッセージを説きながら、御子イエスを神であると信じ、神の前に出て救いを求めるなら、自分のすべての罪、咎、汚れが完全に洗い清められること、愛と哀れみに富む神が自分のすべての罪をゆるし、あふれるほどに恵みを与えることを伝えた。
また、旧約聖書ダニエル書3章から、王の命令にもかかわらず、体を犠牲にしてまでも決して信仰を捨てなかった3人の信仰者の姿を証(あか)しし、神は信じるものに必ず勝利を約束されていること、そして、燃え盛る炉の中で3人とともにいて彼らを無傷で救い出した主は、「あなたがどこにいくときも、ともにおられる」と語り、会衆に大きな信仰の勇気を与えた。
講演後、そこで信仰の決心、献身の思いを与えられた人々は、サン師の招きに応えて講壇の前に集まり、講師とともに決心の祈りをささげた。