【CJC=東京】シリア北東部ハサカ県のハブール川流域の村で2月下旬、過激派組織「イスラム国」(IS)がアッシリア系キリスト教徒220人以上を拉致した。その後、ISは3月1日、拉致したキリスト教徒のうち少なくとも19人を解放したが、3日になってタルゴラン村に住んでいた女児マリアナ・ミルザちゃん(6)も釈放した。マリアナちゃんの両親は1日に釈放されていたが、それは母親が妊娠していたことが判明したためとみられる。
今回、タルシャミラム村のヤトゥロウン・マルコ氏とワルディヤ・ヨナン夫人も同時に釈放された。3人はハサカ市の聖マリア教会に保護されている。「AINA」(アッシリア国際通信)が報じた。