【CJC=東京】イタリア放送協会(RAI)のオーディション番組「イタリアの声」で昨年6月に優勝し、ユニバーサルミュージックと契約したクリスティーナ・スクッチャ修道女(26)が3月に日本デビューすることが10日、分かった。
クリスティーナ修道女はローマ教皇の「外に出て神の御言葉を広めなさい」という教えや、修道院長の勧めもあり、オーディション番組に出演。アリシア・キーズの「No One」を披露し、優勝した。クリスティーナさんは、ウルスラ修道女会会員。栄冠を勝ち取るとすぐに神への感謝の言葉を口にし、控えめな口調で「イエスにここに来てほしい! 私がここにいることは、私自身ではなく、天上にいるあのお方のおかげです」と喜びを語っていた。
「スポーツ報知」紙によると、3月11日に日本で発売するデビューアルバム「Sister Cristina」には、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」のカバーが収録される。昨年11月発売の欧州盤は大ヒット。同修道女からCDを手渡された教皇フランシスコも喜んでいたという。