聖公会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教は8日、パリにある新聞社「シャルリー・エブド」の事務所に対するテロリストの襲撃を「野蛮だ」と非難した。
ウェルビー大主教は、「私が住んだことのある、そして私が知りかつ愛している国であるフランスの国民は、この卑劣な襲撃の挑戦を越えて勇気を持って立ち上がり、彼らの歴史から生じる強さと自信を示し続けるであろう」と述べた。「私たちは、とりわけ殺され負傷した人たちとその家族のために祈り、またその人たちを思う。私はまたテロリストたちの追跡に携わっている人たちのためにも祈る」
ルーテル世界連盟(LWF)も同日、シャルリー・エブドのジャーナリストたちや警官たちの残虐な殺害における憎むべき人命無視を非難し、これらの襲撃を宗教的に正当化する主張はいかなるものであれはっきりと拒否しなければならないと述べた。
世界メソジスト協議会(WMC)も9日、シャルリー・エブドの事務所襲撃を強く非難した。イバン・アブラハムス総幹事は声明文で、次のように述べた。
シャルリー・エブドの事務所に対する襲撃の2日後、世界はこの無意味でむちゃくちゃな暴力が起きたことに衝撃を受けたままだ。この暴力は全ての人々の自由と人権、そして安全保障に対する公然たる侮辱である。世界メソジスト協議会はいかなる形の暴力にも、そしてそれを正当化するために宗教を利用することにも、強く反対する。魂を探り悲しむ今この時にあって、私は無意味にも撃ち倒された人たちの家族や負傷者のために祈るよう求める。さらに、2015年に正義に基づく平和の実現のために働く新たな約束を私たちがするよう求める。