牧師2人とその家族らが乗った航空機が中南米のバハマで墜落し、警察が乗っていた9人全員の死亡を確認した。
乗っていたのは、キリスト教団体「バハマ・フェイス・ミニストリーズ・インターナショナル(BFMI)」の指導者であるマイルズ・ムンロー牧師と妻ルースさん、代理人であるリチャード・ピンダー氏とその家族ら。自家用機でグランドバハマ国際空港に向けて飛行中、造船所の設備であるクレーンに衝突した。
その地域において名の知られた宗教的リーダーであったムンロー牧師は、自身がバハマの都市フリーポートで開催する予定だった「グローバル・リーダーシップ・フォーラム」という教会会議に向かっているところだった。
10日朝、ムンロー氏の公式フェイスブックに状況が投稿され、同フォーラムが予定通り実行されることを伝えた。
「マイルズ・ムンロー・インターナショナルとITWLAに代わり、グローバル・リーダーシップ・フォーラムが開催されることをお伝えします。フォーラムは月曜、火曜、水曜の午前中の2日半にわたって開催されます」と告知された。
告知は、「これはムンロー博士が望んでいることだと考えています。博士のご家族と働きを祈りに覚えてください」と続けた。
米国の元国連大使であるアンドリュー・ヤング氏も、今回のフォーラムの中で講演する予定だった。
アンドリュー・ヤング基金は、「ヤング元大使は、友人であるマイルズ・ムンロー博士と妻のルースさんの悲劇的な死に深い悲しみを覚えています。ムンロー家のご家族やこの衝撃的な航空機事故で命を失った方のご家族に対し、哀悼の意を表します」とする声明を発表した。
地元当局によると、自家用機は衝突によって現地時間の9日午後5時10分ごろ爆発したと見られ、10日から事故に対する総力的な捜索が始まった。
追悼の言葉がインターネット上に次々と投稿されている。
リズ・ブラック氏(ラジオパーソナリティー)
マイルズ・ムンロー牧師、そして事故で亡くなられた方々、安らかにお眠りください。私たちはご家族、ご友人、そして全世界の信徒のために祈ります。
T.F.テニー氏(宣教師・作家)
マイルズ・ムンロー博士のご家族のために、愛をもってお祈りします。大きな喪失です。牧師であり、また作家友達でもある私の友人、安らかにお眠りください。
GOD TV
マイルズ・ムンロー氏の生き様を尊敬します。偉大な指導者であり、謙遜なしもべであった姿はこれからも影響を与え続けることでしょう。