スコットランド教会の総会議長は、投票のいかんに関わらず、一致の精神で国民投票に参加するよう投票者に呼び掛けている。スコットランド教会が18日に公式サイトで伝えた。
同教会のジョン・チャルマーズ総会議長は、人々が冷静な頭と静かな心をもって投票所に行き、自らの誠実な意見によって選択をするよう望むと述べているという。
スコットランド教会は、日曜日の21日には、午前11時半からスコットランドの中心都市エディンバラにある聖ジャイルズ大聖堂で、一致をテーマにした礼拝を行なう。投票運動の主な参加者たちはこの礼拝に参加する意志を示しており、スコットランド議会のメイス(槌矛=つちほこ)に刻まれた共通の価値、すなわち、知恵・正義・憐れみ・高潔に対する責務を表す一つの形となるという。
この礼拝のテーマは、スコットランド全土にある同教会の各地域の教会でも取り入れられ、そこではスコットランドの将来のための祈りが唱えられるという。総会議長はこれらの考えが、スコットランドが誇れる民主主義の成就として、今回の投票過程を祝うことを促すものとなると考えているという。