【CJC=東京】教皇フランシスコの韓国司牧訪問が14日から18日までと迫るにつれ、カトリック教会だけでなく韓国当局も対応に力を入れている。
「聯合ニュース」も連日、対応状況を報じている。
カトリック教会教皇訪韓準備委員会は5日に記者会見し、16日午前10時からソウルの中心部・光化門広場で行われる殉教者124人の列福式は、教皇フランシスコが司式し、廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿(ソウル大司教区長)とバチカン(ローマ教皇庁)の国務長官を務めるピエトロ・パロリン枢機卿が共同で執り行うことを明らかにした。
列福式には教皇に同行する聖職者8人と各国の司教団約60人、鄭鎮ソク(チョン・ジンソク)枢機卿をはじめとする韓国の司教団約30人など、100人近くの司教が出席する。また司祭1900人余りと信者約17万人も参列すると見られる。会場脇で行事を見物する市民まで含めると、参加者は50万~100万人に達する模様。