オランダ教会協議会は、現地時間23日午後7時〜8時(日本時間24日午前2時〜3時)、同国中部ユトレヒト州の都市アメルスフォールトにある聖ヨリス教会で、ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機MH17機の犠牲者を追悼する集会「悲嘆のうちに結ばれて」を開く。マレーシア航空によると、同航空機の乗客298人のうち193人はオランダ国籍。
「ここに私たちはこのサイトへの訪問者であるあなたを、7月23日(水)に行われる黙想と祈りの時間へとお招きいたします。オランダの諸教会はMH17機の災害を受けて、国民が喪に服すこの日に聖ヨリス教会で19時から20時まで集会を企画いたします。この恐ろしい災害は多くのオランダ人にとって大きな損失を意味しています」と、同協議会は公式ウェブサイトで述べている。
「この集会は私たちが皆感じている悲嘆や哀悼を表すことの関連で悲しみのうちに企画されます。オランダの諸教会とキリスト教の各放送局は、アメルスフォールトで、あるいはオランダ公共放送第2チャンネルで、この黙想と祈りの時間にご参加くださるよう、皆さんをお招きいたします」と、同協議会はこの集会とそのテレビ中継について案内している(テレビ中継の予告動画)。
同協議会によると、同日午後4時から献花が行われるほか、集会ではオランダ・カトリック教会のハンス・ファン・デン・ヘンデ司教、オランダ・プロテスタント教会のアルジャン・パル・シン幹事、そしてハーグ・バプテスト教会のジャニー・ナダラジャン牧師が弔辞を述べる。
この集会は、この災害によって影響を受けている人や、犠牲者の遺族たちを憐れむ人であれば誰にでも開かれており、オランダのラジオ放送やインターネットでも中継される。