東アジアの宣教を行なっているプロテスタントの宣教団体「OMFインターナショナル」が来年、創設150年を迎える。日本国内でもこれを記念する準備が進められており、来年は全国6都市で、OMFインターナショナル総裁のパトリック・フン夫妻らを講師とした宣教大会を開催する。また、記念本の出版も計画されている。
OMFインターナショナルは、英国人宣教師ハドソン・テーラーによって1865年に創設された中国奥地伝道団(China Inland Mission)にルーツを持つ。1994年に現在のOMFインターナショナルに改名し、現在は国際本部をシンガポールにある。働いている宣教師は、実に24カ国から約1300人に上る。
日本では、日本国内の諸教会からワーカーを派遣するため、1966年にOMFインターナショナル日本委員会が設置された。
来年の記念宣教大会は、来年6月に、札幌(6〜7日)、仙台(9日)、東京(11〜13日)、大阪(14日)、名古屋(19日)、福岡(21日)の6都市で開催を予定している。テーマは、「温故創新 — Remember, Rejoice, Renew」。
国内では委員5人とオブザーバー1人からなる記念事業委員会が立ち上げられ、今月12日には第6回委員会が行なわれ、全国6カ所での宣教大会、記念本出版のための話し合いが行なわれたことを、OMFインターナショナル日本委員会はフェイスブックで伝えている。
「この事業を通して宣教の主の栄光が現されるように、日本の教会が宣教のチャレンジを受けるときとなるようにお祈りください」と、祈りを呼び掛けている。