第4回バプテスト緩和ケア勉強会が3月15日、京都国際ホテル(京都市中京区堀川通二条城前)で開催される。日本バプテスト連盟医療団主催。参加無料。
2006年のがん対策基本法では、がん診療では治癒を目指した抗がん治療だけではなく、QOL(Quolity of Life)を重視したケアの提供の重要性を指摘している。また、がんのリハビリテーションにおいては、治療期や回復期だけではなく、治療後の患者に対しても緩和ケアの提供が求められている。さらに、2010年の診療報酬改定では、「がん患者リハビリテーション科」が新規に算定可能になった。
このような状況をふまえ、今回の勉強会では、第1部では在宅緩和ケアにおけるリハビリテーションの現状と意義について、事例検討を交えたパネルディスカッションを行い、第2部では日本におけるリハビリテーションの指導的立場にある安部能成准教授(千葉県立保健医療大学健康科学部リハビリテーション学科)による特別講演「がん緩和ケアにおける医学的リハビリテーション」を行う。
参加希望者は、参加申込書に必要事項を記載してFAX(075・701・9996)にて申し込み。3月7日締切。先着180人まで。