【CJC=東京】教皇フランシスコは来年2月に新枢機卿任命のための枢機卿会議を開催する。バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所長フェデリコ・ロンバルディ神父によると、教皇は10月1~3日にバチカンで開かれた枢機卿顧問評議会と7~8日のシノドス評議会の席上、2014年2月22日「聖ペトロの使徒座」の祝日に枢機卿会議(コンチストーロ)を開き、新しい枢機卿を任命したい、と参加者に伝えていた。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は世界各国の枢機卿らが他の会議への参加も含めて全体の予定を立てやすいよう、早めに枢機卿会議招集を発表することを望んでいた。
枢機卿会議が行われる来年2月には、バチカンでは様々な集まりが行われる。枢機卿会議の前には、慣例として枢機卿会による全体会合が開かれるほか、17~18日に教皇フランシスコが設立した枢機卿顧問(8人)評議会による会合、24~25日にはシノドス評議会のミーティング、さらに教皇庁の財政・組織問題についての枢機卿(15人)評議会も予定されている。