小助川氏は、聖なる生活の持続について「キリストと離して自分を見たら、何年たっても私たちは罪深い者だとしか思わない。それにもかかわらずキリストにあって生かされるということを思って聖なる生活を続けている」と話した。そのうえで、クリスチャンが神の所有とされている(ペトロ一2・9)ことを強調し、「神により頼むことこそ神の喜ばれることではないか」と語った。また、聖なる生活の到達点について「きよめられるとその人は主イエスにとって有益な者となる。きよめられる生活を求めるということは、あなたが必ず(神に)用いられる者になるという約束がある」と説いた。
小助川氏は、「聖なる者の生活というのは始まりがあり、プロセスがあり、実を結ぶ、それが一直線で終わるのではなくてらせん状の繰り返し」と語り、「だけどもそこには必ず始まりがある。神に召されて聖なる者とされている」と神の恵みとあわれみの豊かさを強調した。
最後に小助川氏は、聖なる生活を求めることは神から与えられた素晴らしい特権で、たえず神の慈しみとあわれみによって霊的な命の祝福をいただける歩みだと説き、「私たちの信仰と希望は神にかかっている」と強調した。
大会は23日まで行われる。午前9時半からのバイブル・リーディングでは主講師のテッド・レンドル氏が講演し、午後7時からの聖会では、日本イエス・キリスト教団香登教会牧師の工藤弘雄氏が講演した。