国際
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「わたしたちの負い目を赦してください」 ドイツ教会、ナミビアの大虐殺を謝罪
ドイツ福音主義教会が、アフリカ南部の国ナミビアで20世紀初頭、当時のドイツ帝国が行ったジェノサイド(大虐殺)について謝罪した。聖職者が直接虐殺行為を呼び掛けたことはなかったとしつつも、植民地支配を神学的に正当化することで、加担したと指摘している。
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「中国は大リバイバルのただ中」 ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト
中国は「世界的な霊的大リバイバル」のただ中にある――。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の北京特派員時代に、ピューリッツァー賞を受賞したイアン・ジョンソン氏(54)が最近、新刊を出版し、中国のキリスト教会が社会に大きな影響を与えていると述べている。
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国連、国際NGO「世界キリスト教連帯」の協議資格を承認
世界の宗教的自由の促進のために活動するキリスト教国際NGO「世界キリスト教連帯」(CSW、本部:英国)が19日、国連から「協議資格」を取得した。CSWは2009年以来、国連に対し協議資格の取得を申請していたが、これまで承認が何度も延期されてきた経緯がある。
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世界のカトリック人口、5年で7%増 アフリカで急成長、欧州は司祭不足が深刻化
世界のカトリック人口が5年間で約7%増加し、12億8500万人に達した。バチカンの最新の統計によると、アフリカのカトリック人口は2010〜15年で19・4%成長。世界では7・4%増加した。2015年だけでも、世界のカトリック人口は1%増加した。
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クルド語聖書がついに完成、翻訳に28年 米英の2団体が協力
2つの宣教団体による28年の働きを経て、クルド語による旧新約聖書の翻訳プロジェクトがついに完了した。翻訳は、米コロラド州に拠点を置くビブリカと英オックスフォードに拠点を置く英国教会宣教協会が協力。ソーラニ語と呼ばれるクルド語の主要な方言で書かれている。
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ブラジルで信教の自由に関する国際会合、24カ国からキリスト教指導者が出席 大統領や外相も
信教の自由の保護と推進を目的とする世界的キリスト教ネットワーク「信教の自由パートナーシップ」(RLP)は今月3〜6日、ブラジルの首都ブラジリアで24カ国の主要指導者80人を集め、4日間にわたる年次会合を行った。
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エジプト教会爆破テロで死亡の警官は同国初の女性殉職者、息子も犠牲に
45人の死者を出したエジプトの教会爆破事件では、教会を警備していた警察官3人も犠牲になった。その1人、ナグワ・アブデル・アリームさん(55)は、同国の女性警察官で最初の殉職者だったという。アリームさんの息子の1人も警察官で、この事件で同じく犠牲になった。
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イラク北部のヤジディ教徒の町で1600人以上の遺体 ISの犠牲者か
ヤジディ教徒が多く住むイラク北部のシンジャルで、1600人以上の遺体が発見された。過激派組織「イスラム国」(IS)による犠牲者とみられており、今後調査が進むにつれ、さらに多くの遺体が見つかる可能性がある。
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警備員8人が教皇に同行 エジプトのコプト正教会、厳戒態勢で復活祭
9日の自爆テロで計45人が死亡したエジプトのコプト正教会は、厳戒態勢が敷かれる中、15日の日没後から各地で祝祭色をなくした復活祭の礼拝を持った。教皇タワドロス2世は警備員8人に同行され、首都カイロの聖マルコ大聖堂で他の主教らと共に祈りを導いた。
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5分で分かるエジプトのコプト正教会
エジプトの人口は約9300万人(2016年、UNDATA)。その80パーセント以上がイスラム教徒だが、残りはキリスト教徒、特にコプト正教徒がその大部分を占めている。
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クリスチャンの教授ら千人以上が署名、人種差別などの罪認める声明を発表
全米のクリスチャンの教授や教員ら千人以上が、「弱い立場の人々」の存在を認め、擁護する約束を中心とした声明に署名した。声明は、人種差別や女性蔑視、移民排斥主義、経済格差を「国家的な罪」と指摘している。
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エジプトのコプト正教会、教会爆破事件受け復活祭の祝典を縮小
エジプト中部ミニヤ県の一部のコプト正教会は、9日に北部のタンタとアレクサンドリアにある2つのコプト正教会が過激派組織「イスラム国」(IS)により相次いで爆破された事件を受け、16日に予定されていた復活祭の式典を縮小または取りやめにすると発表した。
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中国、宗教活動に関する新しい規則とその影響
中国では、昨年10月に宗教活動に関する新しい草案が示されて以降、宗教に対する取り締まりが強化されています。今年2月の報道によると、中国当局は伝道活動に従事したとして、60人以上の韓国のクリスチャンを国外追放しました。
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無神論団体、小学校でのギデオン聖書配布に抗議 米国
米最大の無神論団体「宗教からの自由財団」(FFRF)が、ノースカロライナ州にある小学校の校内でギデオン聖書が配布されたとして、学校を管轄する学区に対して抗議書を送った。FFRFは政教分離をうたい、訴訟を含む活動を全米で行っている。
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100万人の巡礼者、ローマでキリストの受難と復活を記念
聖週間(受難週)と復活祭の式典のために、この期間、バチカン(ローマ教皇庁)のあるローマには、多くのキリスト教徒が訪れる。1年で最も神聖とされる聖週間(今年は4月9〜15日)には、少なくとも100万人の来訪が見込まれており、復活祭の16日に最高潮を迎える。
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エッグハントのイベント名から「イースター」を削除、教会が反発 英国
英国ナショナルトラストが、毎年開催している恒例の行事「イースターエッグハント」の名称に、今年は「イースター」の語を使わない決定をしたことを受け、英国国教会が「信仰にエアブラシを吹きかけるような行為」だとして非難している。
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世界教会協議会、シリア紛争の拡大を非難 「軍事的な解決策はない」
世界教会協議会(WCC)総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト牧師は7日、米軍がシリア空軍基地に対しミサイル攻撃を行ったこと受け、紛争の当事者全てが敵対することをやめ、国際法の枠組みの中での移行統治に向け、平和的交渉に取り組むよう求めた。
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「平和の神よ、統一の夢実現のために助けを」 韓国・北朝鮮のキリスト者がイースターの祈り
韓国と北朝鮮のキリスト者によるイースター(復活祭)の共同の祈りが、世界教会協議会(WCC)の公式サイト(英語)などで公開された。この祈りは、韓国の韓国キリスト教教会協議会(NCCK)と北朝鮮の朝鮮キリスト教連盟(KCF)が協力して用意した。
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エジプトのコプト正教会爆破事件を受けて 日本コプト正教会のジョシュア・タドロス司祭がコメント
エジプト北部の都市タンタとアレクサンドリアにある2つのコプト正教会が9日、過激派組織「イスラム国」(IS)によって爆破されたとされる事件を受け、聖母マリア・聖マルコ教会(京都府木津川市 )のジョシュア・タドロス司祭が弊紙の取材に対しコメントを寄せた。
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コプト正教会、爆弾テロ受け声明「誇り持って殉教者に別れの言葉告げる」
パームサンデー(聖枝祭)の9日、エジプト北部にあるコプト正教会の2つの教会が自爆テロに遭い、50人近い犠牲者が出たことを受け、同教会は同日、公式声明を発表した。「大きな誇り」をもって別れの言葉を告げるなどとコメントした。
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