【CJC】英カトリック教会ランカスター教区のマイケル・キャンベル司教は6日、運動体「新求道共同体」に対する典礼規範を発表した。同団体の活動に対する「懸念が増大している」ためという。カトリック・ヘラルド紙が報じた。
キャンベル司教の発表は、ミサは教会、聖堂の祭壇だけで行われるべきであり、信徒は聖体を受けたら「遅滞なく」食すべきだというもので、7月1日から実施するという。
今回の指示は、新求道共同体で行われている、信徒がすべて聖体を受けてから食すという独自の方法に関するもの。
キャンベル司教は、司祭たちはそれぞれの小教区(各個教会)で行われる特別な典礼に制限を加える権限があるとしている。
新求道共同体側は、このような規制が行われるのは「完全に驚き」だとして、実施方法やその理由について説明させてほしいと司教に要請しているのに、と反発している。