米国の大人気チャンネルGMCで映画「5thクウォーター」のワールドテレビプレミアが放送された。映画は元気と感動を与える家族の実話で、大学のフットボールチームとコミュニティーは勝利から悲劇へと転じる。主演はエイダン・クイン(「レジェンド・オブ・ザ・フォール」「ベニー・アンド・ジュン」)とアンディ・マクダウェル(「フォー・ウェディングス・アンド・ア・フューネラル」「グラウンドホッグ・デイ」)、ライアン・メリマン(「ホーム・オブ・ザ・ジャイアンツ」「ファイナル・デスティネーション3」)。
「『5thクウォーター』は実話を基にした映画で、家族の絆や希望、愛をテーマにした物語に仕上がっているんだ。この映画は力強いエンターテイメントというだけでなく、多くの人の心に届くような感動的なメッセージを伝えている」とGMC執行副社長のレスリー・チェスロフ氏は語った。
リック・ビーバー監督(「クレイジー」「ラジオ・フライヤー」)によって制作された「5thクウォーター」は、両親役のスティーブン(クイン)とマリアン(マクダウェル)を中心とした家族の悲壮な人生を描いている。15歳でラクロス選手としての将来が約束されていた最愛の息子ルーク(ステファン・ガイ)が、自動車事故によって意識不明の重体の末亡くなるという悲惨な出来事を経て彼らの人生は劇的に変化する。彼らは途方に暮れるが、息子なしで生きようとしっかりとした家族の絆を築く努力をしていく。また、5人の命を助けるために彼の臓器を提供するという他人を助けるための難しい決断をも強いられる。愛する友人や家族に支えられているにもかかわらず、彼の死は家族の心にぽっかりと穴が空けてしまい、その空虚感を埋めることができない。
そんな中、弟の死から立ち直れないでいるウェイクフォレスト大学のフットボールのスター選手ジョン(メリマン)は、2006年のシーズンを弟にささげることで彼の思い出とフットボールへの愛を現すことを決意する。ジョンはルークの大切にしていた背番号5のユニフォームを身に着けて出場。その試合を最後の瞬間まで戦い抜いたウェイクフォレスト大学のフットボールチームは、ACCチャンピオンシップシーズンに出場することで、全ての期待を上回る成績を残す。
家族は生や10代の自動車事故における死の重大性、臓器の提供について、10代の若者や両親の間で少しでも多くのことを知って欲しいと「ルークの5thクウォーター財団」を設立している。財団についての情報はこちら(www.lukeabbate5thquarter.org)へ。
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