アジアを中心に世界で数万人の聴衆を集める大衆伝道者万代栄嗣牧師が22日、東京・銀座のホテルで集会を開催した。都内近郊からビジネスマンや主婦ら約30人が集まった。万代牧師は使徒の働き19章1−7節、20章24節を引用して、神の恵みは人知をはるかに超えて豊かにあると説いた。
万代牧師は、人にいのちを与えられた神のみことばに信仰の基準を合わせることの大切さを強調した。人間の常識や固定観念を捨て去るとき、神が備えている豊かな祝福を受けることができると語った。
ヨハネのバプテスマしか知らなかったエペソの信徒たちに対して使徒パウロは、主イエス・キリストと聖霊の恵みという新しい信仰の世界を伝えた。
万代牧師は、神様にとって一番悲しいのは、神が与えてくださる恵みに気づかないこととした。信仰の入り口で立ち止まらずに、さらに踏み込まなければならない。「私たちの成長の余地がある。それは、人間の能力ではなく、聖霊の能力だ」と述べ、自分の信仰の枠を広げて神の恵みに満たされた信仰生活を送るよう呼びかけた。