米国の首都ワシントンで7日(日本時間8日早朝)、歳末恒例の「ナショナル・クリスマスツリー」点灯式があった。ローラ夫人を伴って会衆の前に現れたブッシュ米大統領は、ホワイトハウスの隣にある広場に植えられた高さ12メートルのもみの木に点灯した。
ブッシュ大統領は演説で、クリスマスを家族と離れて戦地などで過ごす兵士やその家族を「誇りに思う」と励ました。大統領の掛け声で、ツリーには一斉に灯りが点された。
毎年この時期、ワシントンのナショナルツリーとニューヨークのロックフェラーセンターのツリーのどちらが先に点灯するかを競っている。今年はロックフェラーセンターが一週間以上早く、先月29日に点灯式を行った。