エルサレムで4000年前の墓地が発見されたとイスラエルポスト電子版が先月伝えた。
同紙によると、市街地でアパート建設中の工事関係者が古代の墓地と思われる遺跡を最近発見し、考古学研究機関が調査した。
紀元前1600−2200年のものと推定されるこの墓地の内部からは、人の遺骨や動物の死骸と一緒に、硬貨や器、武器、宝石、工芸品などが見つかった。
発掘に関わる考古学研究班は「硬貨や食物を一緒に埋葬していることから、当時の人々は死後の世界を信じていたようだ」とみている。
イスラエル専門の考古学者、ズビ・グリーンハート氏によると、この遺跡はこれまでに見つかった最古の遺跡より千年ほど古く、重要な発見だという。